長文要約で数字が消える原因は「Lost in the Middle」、3分割プロンプトで対処する
この記事で分かること
長文要約で数字が欠落する問題を「Lost in the Middle」現象として特定し、3分割プロンプトで対処する方法を解説する。具体的には、長文を冒頭・中間・末尾に分割し、各部分を個別に要約した後に統合する手順を取る。この手法により、中間部分の情報が抜け落ちるリスクを低減できる。
詳細要約
長文要約で数字が消える問題は、モデルが情報の途中を無視する「Lost in the Middle」現象が原因であり、入力を3分割して各ブロックを個別に要約させるプロンプト設計で対処できる。具体的には、元のテキストを「前半」「中盤」「後半」に区切り、各ブロックに対して「この部分の数字や固有名詞をすべて保持して要約せよ」と指示する。最後にそれらを統合する際も「各ブロックの数字を漏らさず1つの要約にまとめよ」と明示することで、数値情報の欠落を防げる。