次世代データセンターアーキテクチャ技術編【第3部】エネルギー貯蔵技術(LDES)
この記事で分かること
次世代データセンターの電源構成において、長期エネルギー貯蔵技術が果たす役割と検討の視点が得られる。電力供給が不安定な局面をどう乗り切るかという観点から、貯蔵技術を評価する手がかりになる。
詳細要約
データセンターで再生可能エネルギー電力を安定利用するには、長時間放電できる蓄電方式の導入が最も実用的で、需給変動への耐性を左右する。選定時の主眼は、放電持続時間とライフサイクルコストの比較軸で、既存の短時間用蓄電池との棲み分けを決めることだ。目的別に系統のピークカットや停電時バックアップ、再エネ比率向上を整理し、蓄電池より初期コストが高い分は長期運用年数での優位性を検討材料にする。